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“全国アマモサミット2017 in 伊勢志摩“ 大会宣言

 私たちは、全国アマモサミット2017 in 伊勢志摩を通じて、伊勢志摩には、伊勢湾から熊野灘に面した外洋へと続く沿岸に様々な藻場があり、そこで育まれた魚介や海藻など様々な海の恵みが、約二千年前から近代までの歴史のなかでも、地元の人々や時の都人、さらには神宮の神々の食を支え、暮らしを支えてきたことを学びました。そして、伊勢志摩の「資源」とは、この地域の中で育まれてきた私たちの文化であり、多様な資源が存在し季節ごとに移り変わる自然が「豊かさ」であると気が付きました。同時に伊勢志摩では、アマモ場の減少、海中林の磯焼けにともなって、「豊か」だった「資源」の持続性が脅かされています。

 しかし、漁師や海女の生業や、観光だけでなく海の学びを実践できる恵まれた海は、まだまだ残されています。全国では、大人も若者も子どもたちもそれぞれの立場で、様々な困難を乗り越え、課題を解決しながら藻場の再生や海のまちづくり、ブランド化、市民参加の活動が続けられており、徐々に成果が得られることで、単純な労働作業を越えた楽しさ、多くの人々の繋がりにも発展していることも教えていただきました。

 私たちは、ここ伊勢志摩で、いつまでも漁師や海女が活躍し、その誇りである海産物に人々が舌鼓を打ち、海の恵みで輝く生活や文化が引き継がれることを願います。そして、若者たち子どもたちにとって様々な学びを得られる場であり続けて欲しいと心から想います。また、同じ想いと願いを全国の皆で共有できたことをとても心強く感じています。

 伊勢志摩の豊かな資源を取り戻すために、ここに住む人々が藻場の大切さや「資源」「豊かさ」を知り、主体的・積極的に活動し、日本全国の想いと願いを共有する人々も含め、地域や異なる主体が連携して活動を発展させることについて認識、理解を深め、より良い環境や社会を引き継ぐための「新しい里海の創生」の方向性を見出します。それは、直接的には漁業の再生といった成果を期待するものでありますが、伊勢志摩の豊かな文化を担う次世代の若者たちとともに、「とこわかの海」を手に入れ未来に輝くために必要不可欠な取り組みです。

 すなわち、アマモ場再生にとどまらず、オール伊勢志摩で地域活性や環境保全を目指す取り組みを発展させ、全国の皆でこれを応援していかなければなりません。

 

 私たちは、今回の全国アマモサミット2017in伊勢志摩を契機として、以下のことに取り組んでいきます。

1つ、市民・事業者が広く、アマモの大切さや現状を認識し、自分のことと感じ、楽しく再生に関われる機会を持てるよう、

1つ、ここに集まった中学生・高校生は、未来ある若者として、この出会いを一過性のものとせず大切にし、

・自分から課題を見つけ、常識にとらわれない若者ならではの独自の発想を持ち、その課題を自分の事として解決できる力を身につけます。

・大人からの意見をしっかりと受け継ぎつつ、未来に活動を繋げ、若者としての意見を社会に訴え続けます。

1つ、学校は、子どもたちの自主的な発想や学びを尊重し、子どもたちが海への理解を高め、触れ合う活動ができる機会を等しく与え、カリキュラムを工夫し、

1つ、漁業者は、いつまでも利用できる海の再生を主体的に担い、

1つ、研究者は、水質が悪くなった原因の把握に努め、

1つ、行政は、そうして把握された状況を踏まえての取組みを検討し、

1つ、そのために、何をすべきかを皆で考え、連携して実行に移していく仕組みを手に入れます。

 そして、全国の海に育まれる人々とのつながりの中で「未来に輝け!! とこわかの海」を実現し、次世代の子どもたちに今よりも良い環境を引き継いでいくことをここに宣言します。

2017年11月12日

全国アマモサミット2017 in 伊勢志摩参加者一同
全国アマモサミット2017 in 伊勢志摩実行委員会一同

とこわかの海、伊勢志摩の地にて
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“全国アマモサミット2017 in 伊勢志摩“ 大会宣言(PDF)

 

開催報告書

開催報告書 アマモサミット2017 in 伊勢志摩

 

 

 

 

開催趣旨

  •  全国アマモサミットとは、「アマモ」や「アマモ場」を象徴的なキーワードとして、海の自然再生・保全を目指している全国的な大会であり、平成20年よりこれまで全国各地の沿岸域が抱える環境課題をテーマに、事例発表や意見交換が行われてきました。
  •  今年、第10回目の開催地となる伊勢志摩は、万葉の時代から御食つ国と呼ばれるほど豊かな水産物に恵まれた地域です。これまで私たちは、農林水産業や日常の生活を通して陸と海とをつなぐ栄養の循環などに深く関わり、自然とともにこの地域で暮らしてきました。伊勢志摩国立公園に指定された日本を代表する豊かで美しい自然環境を次の世代に引き継いでいくためには、これからも私たちと自然との共生関係を維持し、古くから続く人の営みと自然の中の生命の循環を持続させていくことが大切です。
  •  全国アマモサミット2017 in 伊勢志摩の開催を契機に、地域住民をはじめ、漁業者や行政など関係者が、全国各地の課題や先進的な取り組み事例を共有することで、伊勢志摩における沿岸域の自然環境保全に向けた活動の活性化に繋げていきたいと考えています。
  •  また、メイン開催地である志摩市では、平成25年8月に「新しい里海のまち宣言」を行い、総合計画をはじめとする関係行政計画や関係団体の実施事業の中に「人と自然の共生を大切にし、その恵みを生かし続けていく」ことを位置づけ、市民みんなで自然の恵みを生かすまちづくりに取り組んでいます。
  •  市民や次世代を担う学生たちも参画する中で、人と自然が共生し、自然の恵みとその生命が循環するまちづくりの活動の輪が広がることを目指します。
  • 全国アマモサミット2017 in 伊勢志摩実行委員会
    委員長 西尾  新
 

全国アマモサミット2017 in 伊勢志摩

日 程:平成29年11月11日(土)~12日(日)

会 場:磯部生涯学習センター(三重県志摩市磯部町迫間878番地9)

定 員:400名

参加費:無料

 

当サミットは、全国モーターボート競走施行者協議会からの拠出金を受けて実施するものです。

 

会場案内図

〒517-0214

三重県志摩市磯部町迫間878番地9

最 寄 駅 :志摩磯部駅 (会場まで徒歩15分)

バスセンター:磯部バスセンター (会場まで徒歩10分)

 

バス時刻表

【11日(土)】

  • 会場行き
    磯部駅(発) 生涯学習センター(着)
    7:50

    8:00

    8:15 8:25
    8:40 8:50
    9:05 9:15
    ※お気軽に磯部駅案内スタッフに問い合わせください。

     

  • 会場からレセプション会場行き
    生涯学習センター(発) 志摩市商工会館
    17:15 17:45
    17:55 18:25
    18:15 18:45
    ※会場バス係にお問い合わせください。

     

  • 磯部駅行き
    生涯学習センター(発) 磯部駅(着)
    17:30 17:40
    17:55 18:05
    18:20 18:30
    ※会場バス係にお問い合わせください。

     

【12日(日)】

  • 会場行き
    磯部駅(発) 生涯学習センター(着)
    8:15 8:25
    8:40 8:50
    9:05 9:15
    ※お気軽に磯部駅案内スタッフに問い合わせください。

     

  • 会場行き
    鵜方駅(発) 生涯学習センター(着)
    8:20 8:50
    ※1本だけです。
    ※以降は近鉄電車をご利用ください。

     

  • 磯部駅行き
    生涯学習センター(発) 磯部駅(着)
    12:40 12:50
    13:05 13:15
    13:30 13:40
    ※会場バス係にお問い合わせください。